【広島】安部、人生初サヨナラ弾で4度目のM12点灯「サイコーでーす」(スポーツ報知)
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◆広島8x―7阪神(5日・マツダスタジアム)
首位・広島が劇的なサヨナラ勝ちで、今季4度目の優勝マジック「12」を点灯させた。9回に阪神・福留に逆転2ランを許したが、1点を追うその裏、安部が4号2ランを放って逆転サヨナラ勝ち。シーソーゲームを制して貯金を今季最多30とし、阪神とのゲーム差を7・5に広げた。優勝は最短で12日、本拠地でのDeNA戦だ。
地鳴りのような歓声が上がった。安部が放った打球は、赤く染まった右中間席へ突き刺さった。1点を追う9回1死二塁。ドリスの高めに浮いた155キロを振り抜いた。「外野の頭を越えてくれと。入るとは思わなかった」。ルーズベルト・ゲームに終止符を打つ逆転の4号2ランは、人生初のサヨナラ弾だ。
サヨナラ打は今季2度目。お立ち台で3度、「サイコーでーす」と絶叫した。「もしかして(長打が)あるかなと、欲が出てしまった。自分を戒めながら打席に入りました」。チームに浸透する、つなぎの意識が生んだ劇弾だった。
初回に4番・松山の11号2ランで先制したが、2回に追いつかれた。3回に勝ち越されたが、その裏に逆転。フィナーレまでに3度リードを奪い、2度リードを許した。二転三転の激戦。ここぞの場面で必ず安部に打席が回ってきた。
3―3の3回は藤浪から左前へ2点適時打。5―5の7回には2死二塁から勝ち越し打。そして、9回に福留の2ランで逆転された後のサヨナラ弾。全て殊勲の3安打で自身最多の5打点を叩き出した。守備は一塁と三塁、打順は5、7番など様々な起用法に応えてきたプロ10年目。「5番・一塁」に入った首位決戦でも大仕事をやった。
“タナキクマル”と同学年の28歳。カープが誇るゴールデンエージの中でも地味な存在だったが、チーム屈指の練習量で“同級生”に食らいついてきた。「追いつきたいし、追い抜きたい。今までやれなかった分、そういう気持ちでやってるんで」。打率3割1分1厘は丸を抜いてリーグ4位に浮上。首位打者も射程圏だ。
粘る虎を振り放し、今季4度目の優勝マジック「12」を点灯させた。緒方監督は「安部は最後は打つとは思わなかったけどね。ここまで頑張ってきているし、成長を遂げている一人だから」とたたえた。“タナキクマル”そして“アベ”。強力カルテットでV2へひた走る。(角野 敬介)
◆安部 友裕(あべ・ともひろ)1989年6
