広島・安部、復活の3安打 “ポジティブ思考”でスランプ脱出(スポニチアネックス)

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 ◇セ・リーグ 広島5―1阪神(2018年4月12日 甲子園)  悩める男がよみがえった。3―1の7回無死満塁、広島・安部はスライダーを無心で叩いた。「当たりはゴミでしたが、Hランプが付いたので良かった」。前進守備の一、二塁間をしぶとく破る右前2点打で勝負を決定付けた。  この打席前まで得点圏では14打数1安打(打率・071)。「メンタル的にやられていました。(でも)今日の朝、起きたら“行ける”と思った」とポジティブ思考で球場へ。2回に右翼フェンス直撃の二塁打、3回にも右中間へ二塁打を放ち、3安打は全てファーストストライクを叩き「追い込まれるまでに、打てる球を打つ。基本で行きました」と胸を張った。  昨季は打率・310でチームの2連覇に貢献した。今季ここまでは低空飛行だったが、開幕戦以来の打点と今季初の3安打を記録。上昇のきっかけは確実につかんだ。 (桜井 克也)

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(2018/04/13)