巨人・菅野の〝迷えるメジャー挑戦〟に「踏ん切りつけるべし」の声も(東スポWeb)

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 モヤモヤはいつ晴れるのか――。巨人・菅野智之投手(31)が8日、ポスティングの申請を完了し、残留の選択肢を残しながら「夢」だったメジャー挑戦へ新たな一歩を踏み出した。ただ、米国内の新型コロナまん延や叔父に当たる原辰徳監督(62)の〝残留要請〟で心は揺れ動いたまま…。煮え切らない状況に周囲からは厳しい指摘も飛んでいる。  念願だったはずのメジャー挑戦の権利をつかんでも、菅野に笑顔はなかった。ジャイアンツ球場で報道陣に応対した右腕は「年齢的にも残されているチャンスというのは少ないと思いますし。単純に一野球人としてプレーしてみたい」と決意表明。FA移籍を経験した丸から「どっちを選んでも絶対プラスだから」と背中を押され、球団も菅野の意思を尊重して2例目となるポスティング申請を行った。しかし、夢への第一歩を踏み出しても菅野の心中は複雑で、歯切れの悪い言葉が並んだ。  最大のネックとなっているのは米国内のコロナ禍拡大により、メジャーリーグの開催方法が不透明な点だ。菅野は「MLBの来年のシーズンがどういうふうに行われるか。まだ本当に…向こうに行くって決まったわけじゃないし。向こうに決まる前提で話は進めたくない。もちろん、行く意思があるからポスティングを申請しているんですけど。交渉して、話を聞いてみないと分からない」と悩ましげだ。  さらに、原監督が残した「監督という立場であるならば、残ってくれるということがベストですよ。『行きなさい』とは言えない」との言葉にも後ろ髪を引かれている。今回の決断に関して「多くは話はしていないです」と言うが「記事に載っていましたけど、本心では『残ってほしい』と言っていましたしね。やっぱり僕の中では原辰徳っていう叔父さんではありますけど、監督は僕の野球人生において一番影響を受けた人ですし…。そういうのも含めて悩んでます」と〝迷い〟を断ち切れない様子だ。  コロナ禍を考慮すればやむを得ない事情ではあるが、夢舞台を目前にしてまさかの〝モヤモヤ会見〟。周囲の受け取り方はさまざまで球団関係者の間からは「大いに考えて、本人が納得する決断をすればいい」という声が上がる一方で「悩む気持ちは分からないでもないけど、来年のメジャーがどうなるか分からない状況なのを理解した上で球団が動いたのは智之の意思から。もうポスティング申請したわけだから、どこかで一度気持ちに踏

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(2020/12/09)