【MLB】救援右腕・ウィスラー ジャイアンツと1年115万ドルで契約合意(MLB.jp)
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「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、ジャイアンツはツインズからノンテンダーFAとなった救援右腕、マット・ウィスラーと1年115万ドルで契約合意に至ったようだ。ウィスラーは今季ツインズで18試合に登板して自己ベストの防御率1.07をマーク。8月中旬から9月上旬にかけてオープナーも4試合務めた。なお、現在は身体検査の結果待ちとなっており、ジャイアンツからの正式発表はまだ行われていない。
現在28歳のウィスラーは、2019年シーズン終了後にウエーバーでマリナーズからツインズへ移籍。今季はブルペンの一員として18試合(うち4先発)に登板して25回1/3を投げ、0勝1敗1セーブ、5ホールド、防御率1.07、35奪三振の好成績をマークした。与四球率4.97は自己ワーストだったが、防御率のほか、奪三振率12.43、被本塁打率0.71、被打率.165、WHIP1.14など各部門で自己ベストの成績を残した。
チーム事情により4試合でオープナーを務めたが、その4試合で7回2/3を投げ、被安打2、奪三振11、被打率.080、防御率0.00と見事なピッチングを披露。リリーフで登板した14試合でも防御率1.53と安定したパフォーマンスを見せた。
今季はスライダーの使用割合を大幅に増やしており、全投球の実に83.4%がスライダーだった。この球種で被打率.143、被長打率.221の好成績をマーク。今季の35奪三振のうち31個はスライダーで奪ったものだった。また、過去のシーズンではシンカーやカーブ、チェンジアップも投げていたが、今季はスライダーとフォーシームの2球種しか使わなかった。
ジャイアンツは今季クローザーを固定できず、今オフはリアム・ヘンドリックスなどクローザーの獲得を目指していることが報じられている。ウィスラーはブルペンの一員として、タイラー・ロジャースやワンディ・ペラルタ、ジャーリン・ガルシアらとともにクローザーへつなぐ役割を担うことになりそうだ。