レイズGM、メジャー移籍を目指す日本人選手に注目と語る(スポーツ報知)

【リンク先抜粋】
 レイズのニアンダーGMが7日(日本時間8日)、オンライン会見でメディアに対応。巨人の菅野智之(31)投手、ロッテの沢村拓一投手(32)ら、FAやポスティング制度で今オフ、メジャー移籍を目指す日本人選手に対して、「具体名は言えないが、動向には留意している。海外の才能ある選手を適切に調査している」と認めた上で、「全試合中止になったマイナーリーグの選手に比べて、アジアではシーズン通してプレーした点で、価値ある情報があると思う。更に調査を進め、オープンに考えていきたい」と語った。  同GMによると、マイナーリーグが中止となり、選手の評価にリスクが生まれる一方、実際プレーしたアジア市場の選手が注目される背景があり、日本人選手には追い風かもしれない。  補強ポイントは捕手と投手。昨年16勝のモートンが抜け、一部メディアでトレード候補にも上がっている2年前のサイ・ヤング賞左腕スネルに、グラスノー、ヤーブローの3本柱に続くローテは流動的で、中継ぎ陣は故障者も多い。同GMはフレミング、ハニーウェルら若手の名前を挙げつつ、「投手の層を厚くし、戦う布陣を整えることがゴール。先行きが不透明な部分や予算枠には柔軟に対応していく」と語った。  コロナ禍の今年、この日、テキサス州ダラスで開催するはずだったウインターミーティングはリモートになった。大リーグの同会議は1876年が初めて行われ。1901年からオフの最大の行事として、大リーグとマイナーが別会場で行われた1990年の例外を除けば、第2次世界対戦中も敢行された冬の風物詩。  メジャー30球団とマイナー約160チームの球界関係者、代理人、報道陣が集結する4日間の日程には、表彰あり、業者のトレードショーあり、就職活動や、監督と担当記者の親睦ランチ、全米野球記者協会の総会、マイナー有望選手対象の「ルール5ドラフト」など盛り沢山の行事に加え、メガトレードの発表など、大きな動きが日常茶飯事だった。今回はどうなるのか。    「会議に出席しても、大事な要件は電話が多いから、その点は一緒だけれど、人と合わず、オフィスの椅子に座っている今年は明らかに勝手が違う。まだ不透明な部分も多いが、来季は162試合、出場登録枠26人の前提でいく」とア・リーグ王者のGMは、ストーブリーグの本格化に意気込んだ。(一村 順子通信員)

続きはこちら

(2020/12/08)