虎の守護神〝メジャー流出〟危機でもチームには楽観論「抑えに藤浪がいる」(東スポWeb)

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 守護神の〝流失〟危機も「あの男」がいれば大丈夫か。今季、最多セーブのタイトルを獲得した阪神のロベルト・スアレス投手(29)が来季の契約保留者名簿から外れ、2日に自由契約選手として公示された。  ソフトバンクから移籍加入した今季は、当初の守護神・藤川の後継者として抑えを務めると、25セーブでタイトルも獲得。チームに欠かせない存在となった。球団は来季の契約更新の意思を示しているが、本人はMLBでのプレーを第一に希望。阪神としては一旦、本人の意向を汲み取り、自由契約にしたうえで引き続き、右腕の〝夢〟が実現しなかった場合を想定し、交渉を継続していくという。  とはいえ退団となれば阪神にとっては、昨オフのラファエル・ドリス、ピアース・ジョンソンに続く、主力ブルペン投手のメジャー流出となる。本来ならスアレス残留と〝両にらみ〟で代役のクローザー探しにも奔走しないといけないが、今オフはその代役候補については、チーム内に適任者がいるとの見方が多い。  それが来季プロ9年目を迎える藤浪晋太郎(26)。今季も先発としては1勝5敗と不本意な結果に終わったが、一時的に中継ぎに転向すると13試合で7ホールド。自己最速で球団記録となる162キロをマークするなど、かつて「エース」と呼ばれたころの輝きを取り度したかのような躍動を見せた。  矢野監督は来季の藤浪の起用法について現状は、本人も希望する「先発」での起用を明言しているが、スアレスの去就次第では、藤浪をブルペン起用する選択肢も再燃する可能性があると予測する関係者は多い。今季のリリーフでの活躍を生かす形で「先発よりも中継ぎ、とくに抑えが適任」という声は、チーム内からも数多く上がっている。  今季も完全復活とまではいかなかったが、そこにむけての〝選択肢〟は来季は、複数パターンで臨むことができる。やはり、この男の復活、フル回転なくしてVへの道程は開けないということなのかもしれない。

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(2020/12/03)