原英莉花が大躍進!メジャー2勝に導いたジャンボ尾崎の教え【ゴルファー羽川豊の「プロの目」】(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 21歳の原英莉花が「日本女子オープン」に続いて「ツアー選手権リコー杯」と国内メジャー連勝を果たしました。5年シードを手にして、これからさらに大きく飛躍していくはずです。  もちろん、原を指導するジャンボさん(尾崎将司プロ)の存在も大きい。  2016年リオ五輪では現地で日本代表コーチの丸山茂樹が大山志保や野村敏京にアプローチをアドバイスしました。その時に小林浩美会長と、「女子プロは男子プロに打ち方や技を教わったほうがいい」という話題になりました。女子プロだけでは解決できないこともあり、男子プロと一緒に練習することでヒントがたくさん見つかると小林会長も語っていました。  ジャンボ軍団は昔から指導が厳しく、練習量もハードです。全員がついていけるわけではなく、なじめないプロもいます。 ■パツトが良ければ競った時に崩れない  まずスイングの土台となる体づくりから始めて、クラブを振る力をつけさせる。それができないと優勝争いの最中に軸がぶれて、長続きしないからです。そして10ヤードでも遠くに飛ばせば有利な戦いになります。それができてからアプローチとパットです。  曲げた時に、どこからでもピンに寄せるリカバリーができて、パットが良ければ競った時に崩れずに、相手にプレッシャーを与えることができる。  それがジャンボさんの教えです。  ジャンボ軍団は体育会系ですから妥協を許さず、小手先だけのゴルフで勝っても認められません。まず体づくり、それからスイングづくりと徹底しています。原もスイングに悩んだ時に「やめろ」と言われるまで、根気強く練習を続けたそうです。  原や、同じく2勝の笹生優花もジャンボさんにスイングを見てもらい、男子プロに指導を受ける利点を証明しました。これから男女プロの交流を深め、今悩んでいることや試合の中での打ち方を話し合うといいでしょう。  原は10日開幕の全米女子オープンに出場します。ゴルフに勢いがありますが、芝の違いもあって、即通用するわけではありません。それでも目標とする海外で戦うには何が必要なのか明確になり、その課題にオフはじっくり取り組むといいでしょう。  今年は史上最多の17人の日本人選手が出場し、独りぼっちにならず普段の雰囲気でプレーに臨める。日本人選手の活躍を大いに期待したい。  先週の「いわさき白露シニア」は上がり連続バーディ

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(2020/12/02)