原英莉花がメジャー連勝! 「女子は教えない」ジャンボの信条覆した底知れぬポテンシャル 芹沢名人が秘話「他の子とはオーラが違った」(夕刊フジ)
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■国内女子ゴルフ「JLPGAツアー選手権リコー杯」最終日(29日、宮崎CC=6543ヤード、パー72)
【写真】フラワーシャワーで祝福される原英莉花
今年の国内最終戦で、原英莉花(21)が10月の日本女子オープンに続き、国内4大メジャー大会2連勝を飾った。3バーディー、3ボギーの通算10アンダーで、初日から首位を譲らない完全優勝。前週の棄権から、師匠・尾崎将司(73)の鶴の一声で復活を遂げた。「女子は教えない」というジャンボの信条を覆させた大器が、底知れぬポテンシャルの高さを見せつけた。 (塚沢健太郎)
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黄金世代の美女ゴルファーが、圧巻の内容でメジャー2連勝。「自分のゴルフ人生で大きな第一歩を踏み出せた1年。賞金女王争いや海外で戦いたい思いもある。力をつけてやっていきたい」と飛躍の年を振り返った。
同一年のメジャー2勝は、昨年の畑岡奈紗以来15人目。メジャー大会の完全Vは日本勢では8人目だ。それでも原は「技術が粗い部分がたくさんあって、まだまだ。波をなくして、安定したゴルフをしていきたい」と満足していない。
1週間で天国と地獄を味わった。前週は右膝痛の影響で初日95位に終わり棄権。22日に千葉のジャンボ邸を訪れ、師匠からズバリ指摘を受けた。
「ケガがあって、いろんなところをかばってスイングするようになっていて。トップの位置がかなり低くなって、開き気味に上がっていた」といい、「(尾崎の)鶴の一声で、意識を変えたら一瞬で直った。『単純なやつだな』と言われちゃいました」と明かす。
今やルーキーで今季2勝を挙げ今大会6位タイの笹生優花(19)、同34位タイの西郷真央(19)もジャンボに師事。自身は今季の試合出場がなく名伯楽をかこっているが、女子を指導するきっかけとなったのは原の存在だった。
2人を引き合わせたのは、芹沢信雄(61)の兄でティーチングプロの資格も持つタレントの芹沢名人(62)だ。2015年に高校1年だった原は、芹沢信雄がサポートするジュニア大会に出場。芹沢名人は「すでに身長が173センチあって、他の子とはオーラが違った。世界に通用するポテンシャルのある子は、ジャンボさんのところがいいと思った」と連れて行ったのだが、「最初は『女子はいいよ』と見る気はまったくなかった」という。
ところが、試しに原のスイングを見ると「なん