【FC東京】「勝てないと代表は見えてこない」ACLで安部柊斗が自身に課す課題とは?30日の蔚山戦は「完封」目指す(SOCCER DIGEST Web)
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現地時間11月29日、アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)グループステージ5節・蔚山現代FC(韓国)戦を翌日に控え、開催地であるカタールからFC東京が前日会見を実施。MF安部柊斗が出席し、熱い想いを明かした。
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蔚山とは前回2月11日にアウェーで対戦しており、およそ9か月半ぶりの対戦となる。まず安部は自身もフル出場したこの試合を振り返りながら、意気込みを語った。
「前回アウェーのときは1-1の引き分けだった。今回は自分たちのサッカーをして、蔚山を完封して勝点3を取れるように、みんなでやっていきたいと思う」
そして東京五輪世代でもある22歳は、今回の国際大会での貴重な経験を糧に、今後の飛躍を誓った。
「オリンピックは全世界の選手と戦うなかで、この大会はアジアという枠だが、厳しさや、戦い方、いろいろな国の選手であったり、特徴っていうのは日本ではないことだと思っている。すごい自分のなかで経験になる大会でもあるし、そういった選手に自分は勝たないといけないし、勝てないと今後代表は見えてこないと思う。まずはこの大会でしっかり自分のプレーもして、チームを優勝に導けるようなプレーをしていきたい」
また会見では、世界中でいまだ新型コロナウイルスの終息が見えず、ACLでは無観客開催が余儀なくされていることにも言及し、ファン・サポーターの力について改めて説明した。
「スタジアムにファン・サポーターがいるっていうのは、すごいモチベーションが上がる。今コロナ禍で、無観客で開催されていて、寂しい気持ちはある。それでも色々な形で、応援してくれている人たちのために、自分たちは本当にピッチ上で熱いプレーをして、勝利をプレゼントして、たくさんのファン・サポーターのみなさんと喜びを分かち合いたい。スタジアムに足を運べる機会が徐々に増えてきたら、スタジアムで一緒に喜びを分かち合いたい」
現在2勝1分1敗の勝点7で、グループ2位のFC東京。明日の首位・蔚山との直接対決では、多くのファン・サポーターに勝利を届けたい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部