北海道・奥尻島でクラスター 道内は256人感染、7人死亡(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 北海道と札幌、旭川、小樽、函館の各市は26日、道内で新たに256人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、札幌市で70~90代の患者7人が死亡したと発表した。新たなクラスター(感染者集団)が離島・奥尻島のスナックと「帯広市豊成保育所」、釧路市の「道東勤医協釧路協立病院」の3カ所で発生したことも明らかにした。 【イラスト】感染リスクが高まる「5つの場面」  新規感染者のうち137人が確認された札幌市と33人の旭川市では、それぞれ複数の病院でクラスターが拡大。医療従事者の不足などで一般の診療にも影響が出ている。  感染拡大を受け、道はこの日、集中対策期間を28日から12月11日まで2週間延長し、札幌市全域で接待を伴う飲食店に休業を要請することなどを決めた。  道内の死者は計171人、感染者は延べ8022人(実人数7997人)となった。午後6時半時点の患者数は2248人で、このうち21人が重症となっている。  地域別の新たな感染者は、札幌市137▽旭川市33▽小樽市7▽函館市5▽石狩地方29▽渡島地方7▽檜山地方7▽釧路地方7▽十勝地方6▽空知地方5▽後志地方4▽上川地方4▽胆振地方3▽留萌地方1▽その他1-の計256人。  道によると、奥尻町のスナックで発生したクラスターは経営者1人と客8人の計9人。町職員2人も感染し、同町は本庁舎の一部と青苗支所を休業している。  帯広市豊成保育所の感染者は児童2人と職員3人の計5人。釧路協立病院の感染者は職員4人と入院患者1人の計5人で、同病院は外来や入院を一部制限している。釧路市では26日、北海道東部の基幹病院「市立釧路総合病院」のクラスターも3人増えて計20人となった。  旭川市では26日、道内最大のクラスターとなった「吉田病院」で新たに入院患者ら9人の感染が確認され、感染者が計125人に。同市の中核病院の一つ「旭川厚生病院」でも医師や看護師ら20人の感染が確認され、計82人となった。  同市では医療提供体制の逼迫(ひっぱく)度合いが厳しくなっているが、鈴木直道知事は26日の記者会見で「ほとんどが集団感染なので、この押さえ込みを図る」とした。  札幌市では26日、既存のクラスターが相次いで拡大した。北海道の基幹病院の一つ「手稲渓仁会病院」で新たに入院患者4人の感染が確認され、同病院の感染者は計33人となった

続きはこちら

(2020/11/26)