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　HKT48の9周年を祝う記念公演が26日夜、福岡市中央区地行浜の「西日本シティ銀行　HKT48劇場」で開催された。2015年の4周年以来となる専用劇場での開催。4月から休養していた5期生の長野雅が前座として登場、活動中のメンバー49人全員が出演してグループ史上最多の45曲を突っ走った。 【写真】ステージでキュートな表情を浮かべる「博多の白い恋人」運上弘菜 　いきなりサプライズ。前座として登場したのは長野雅、「ロマンスかくれんぼ」から幕を開けた。驚きは続く。荒巻美咲と「博多の白い恋人」運上弘菜の2人による伝説のユニット「fairy　w！nk（フェアリーウインク）」が復活。「天使はどこにいる？」で喝采を浴びた。 　中盤には歌自慢たちが見せ場をつくる。12月1日の「AKB48グループ歌唱力No．1決定戦」決勝大会に出場する秋吉優花、坂本愛玲菜、豊永阿紀がそろい踏み。「青春の出口」で見事な三重唱を響かせ、決勝への期待を示した。 　今年を象徴する曲もちりばめられる。1月のAKB48グループリクエストアワーで1位に輝いた「ロマンティック病」を田中美久センターで披露。その田中と矢吹奈子の「なこみく」の「生意気リップス」を松岡菜摘と森保まどかの「なつまど」が歌い、ファンを喜ばせた。 　4月にリリースされた最新シングル「3－2」センターの運上は宮脇咲良のソロ曲「彼女」を歌い、「象徴の後継」をにじませた。 　二大ユニットも登場。ダンス系「Lit　charm（リットチャーム）」とモデル系ユニット「Chou（シュー）」がそれぞれのオリジナル曲「How　about　you？」「キスの花びら」を初披露した。 　終盤は期ごとのステージになった。1期生7人が「少女たちよ」を歌う途中、円陣を組む場面で村重杏奈が号泣。「（人数が）少なくなっちゃったけど…」と巣立っていった仲間を思いながら声を震わせると、涙は他の6人にも伝染。「頑張って！　頑張って！」と歌う歌詞は、自分たちと後輩たちへ向けたメッセージのようだった。 　終演間際、松岡菜摘は「HKT48は笑顔と愛にあふれていて、とってもすてきなグループ。10周年の一年はたくさんいい報告をできる一年にしたいという目標を、今ここで勝手に決めました」と思いを語った。田島芽瑠が「みんなで頑張りましょう」と応じると、メンバーも「頑張ろう！」と声をそ

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(2020/11/26)