「魔女見習いをさがして」冒頭の「おジャ魔女カーニバル!!」は佐藤順一の“魔法”(映画ナタリー)

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「魔女見習いをさがして」のスタッフトークが、本日11月26日に東京・渋谷TOEIで開催され、監督の佐藤順一、脚本家の栗山緑、プロデューサーの関弘美が登壇した。 【動画】おジャ魔女どれみ20周年記念作品「魔女見習いをさがして」Final予告(メディアギャラリー他13件) アニメ「おジャ魔女どれみ」の20周年を記念した本作。映画では、子供の頃に「おジャ魔女どれみ」を観ていたソラ、ミレ、レイカが“魔法玉”による巡り合わせで出会い、忘れてしまった大切なものを探すためシリーズゆかりの地を巡っていく。このイベントでは、「おジャ魔女どれみ」のシリーズディレクターでもある佐藤、全作のシリーズ構成と脚本を手がけた栗山、テレビシリーズのプロデューサーでもある関が上映後にトークを行った。 本作の主人公が春風どれみたちではなく、新キャラクターとなった経緯について、佐藤は「最初は当時のどれみたちか、成人したどれみたちの話を考えていたんです。最後にタイムパラドックスが絡んで奇跡が起こる……みたいなスペクタクルものだったんですが『なんか、そうじゃないよね』となったんです」と明かす。「おジャ魔女どれみ」シリーズの視聴者は3歳から8歳の女児が中心で、かつテレビシリーズが4年にわたり放送されていたことに触れ、関は「どれみちゃんたちはみんな同級生なので、その子たちが大人になってからの話だとみんな同い歳の状態。でも視聴者の年齢に幅があるので、『おジャ魔女』を観てくださっていたすべての方に届けるためには、同じ歳の人ばかり出しちゃダメだなと思った」とこだわりを語る。テレビシリーズ当時のリサーチを回想し、栗山が「キレない子供を育てるっていう目標があったんです。その答えを、今日ここで皆さんから聞きたかったんですが……」と言うと、佐藤は「(上映後の)拍手はその答えみたいなところがありましたね。泣くかと思った!」と笑顔を見せた。 本作の冒頭には主題歌「おジャ魔女カーニバル!!」のアレンジバージョンが使用されているが、当初は新曲を持ってくる予定だったそう。佐藤は「進めるうちに、やっぱり頭は『おジャ魔女カーニバル!!』じゃない?となって、この形に着地しました。最初からそのつもりだったとしか思えないくらいの出来になっています」と笑う。栗山に「魔法じゃないですか!」と言われた佐藤は「僕にも魔法があった……!」と拍手を

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(2020/11/26)