コロナ収束願い「大福梅」袋詰め 京都・北野天満宮(産経新聞)
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正月の縁起物「大福梅(おおふくうめ)」の袋詰め作業が、北野天満宮(京都市上京区)で始まった。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、巫女(みこ)たちは神事用のマスクと白い手袋を付けて、和紙に梅を6粒ずつ丁寧に包んでいった。
平安中期、疫病にかかった村上天皇が梅入りの茶を飲んで回復したことから「大いなる福」として庶民に広まった。元日の朝、白湯(さゆ)か茶に入れて飲むと、長寿と幸福がもたらされると伝わる。
梅の名所として知られる同天満宮で、6月に採取した梅の実を塩漬けにし、天日干しで仕上げた。
巫女の伊藤友香(ともか)さん(27)は「コロナの早期収束を祈念しながら取り組みました」と話していた。
約3万袋を用意し、正月準備の「事始め」にあたる12月13日から1袋700円で授与される。