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　浜松市の山中に80代の知人女性の遺体を遺棄したとして逮捕されていた男女2人について、地検浜松支部は11月26日付けで嫌疑不十分を理由に不起訴処分としました。 　死体遺棄の罪について不起訴処分となったのは住所不定・無職の男性（47）と浜松市東区に住む無職の女性（49）です。2人は2018年2月下旬、83歳の知人女性の遺体を浜松市天竜区の山の中に遺棄した疑いで逮捕・送検され、地検浜松支部は処分保留としていました。地検は不起訴処分とした理由について、2人の供述に食い違いがあることや山中で発見された知人女性とその息子がすでに死亡していて話が聞けず起訴するための証拠が十分に得られなかったため、としています。この男女2人は遺体で発見された女性とその息子の口座から現金約490万円を盗んだ罪などに問われていて、地裁浜松支部で裁判が続いています。

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(2020/11/26)