岡田武史氏明かすマラドーナ伝説「強盗が許す…神」(日刊スポーツ)

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1986年W杯メキシコ大会でアルゼンチン代表を優勝に導き「神の子」と呼ばれたディエゴ・マラドーナ氏が25日、ブエノスアイレス郊外の自宅で死去した。同国メディアによると、心不全を起こしたという。10月30日に60歳になったばかり。栄光と挫折の明暗が色濃い、波瀾(はらん)万丈の人生だった。 【写真】本家のマラドーナ氏と対面を果たしたサッカー芸人のディエゴ・加藤・マラドーナ     ◇   ◇   ◇ 元日本代表監督の岡田武史氏(63=J3今治オーナー)も「まだ60歳で…」とマラドーナ氏の急逝に驚いた。「知人が腕に彼の入れ墨をしていて『そんなに好き?』と聞いたら『アルゼンチンで強盗に襲われても、見せれば逃がしてくれるから』と。本当に大丈夫らしい。まさに神。サッカー界の枠を超え、マイケル・ジョーダンやアイルトン・セナのような神懸かった人たちの1人」と評した。 86年W杯は「神の手、5人抜きは当然、自分にとっても強烈だった」。翌87年には対戦した。旧国立で行われた日本リーグ選抜-南米選抜。「個人的な印象だけど、遊んでたというか本気でやってなかったね(笑い)。試合後なぜかプーマのキャプテンマークをもらった」という記憶もある。 続けて「メッシも、まだ彼を超えていないんじゃない?」と指摘した。「誰もボールを奪えなかった。メッシは失う時もあるけど、マラドーナの体はゴムまりみたいで、はねるような瞬発力でかわし、当たりにいっても、はじき返す力強さがあった」と舌を巻いた。 10年W杯には、ともに自国の監督として出場。現役ほど輝けず「スーパースター過ぎて難しかったのかな」と推し量りつつ「それでも愛された。悪いことをしても彼だけは許された。神だから、としか説明できない」と悼んだ。【木下淳】

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(2020/11/26)