やっぱりメルセデスに死角なし。ホイールベースの長さから来る昨年までの”弱点”を今季は解消……ハミルトン「もう問題はない」(motorsport.com 日本版)

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 メルセデスのルイス・ハミルトンは、チームが昨年まで抱えていた”ホイールベースが長い”ということに起因する弱点が、今季は払拭されているという。それが、2020年の圧倒的強さに繋がっているようだ。 【F1メカ解説ギャラリー】まさに”汚れた英雄”……空力解明のヒントに? 黒く染まったF1マシン  メルセデスはここ数年、他チームと比較してホイールベースの長いマシンを登場させてきた。ホイールベースが長いということは、気流の影響を受けるボディワークの表面積が増えるということになるため、ダウンフォースを稼ぎやすいというメリットがある。しかしその一方で、ホイールベースが短いマシンと比較すれば、コーナーでの軽快さに欠けるというデメリットも生じる。  メルセデスは、ホイールベースを長くする現在のコンセプトが、現行レギュレーション下で最適な解決策であると信じてきた。しかしその一方で、コーナリングの難しさを克服するために、懸命に戦ってきたという。  同チームのドライバーであるルイス・ハミルトンは、ライバルチームがメルセデスのコンセプトに追従しなかったことに驚いているという。そしてチームは開発の結果、弱点となるエリアを一掃することにも成功したという。 「例えば去年のマシンの中では、僕たちのマシンが最も長かった」  ハミルトンはそう語った。 「でも他のどのチームも、ホイールベースを延ばすことはしなかった。それには間違いなく、少し驚かされた」 「2017年以来、僕らはホイールベースの長いマシンで勝ってきた。ライバルたちは、ホイールベースを短くするというやり方に固執してきたと思う」 「ホイールベースが長いおかげで、大きなダウンフォースを手にしている。でも、ショートホイールベースのマシンと比べれば、コーナーでの軽快さはない。去年、僕らのマシンは中速コーナーと高速コーナーでは速かったが、低速コーナーでのパフォーマンスはかなり悪かった。マシンが思うように旋回してくれなかったんだ」 「今年の冬にテストを始めた時、マシンのキャラクターは同じようなモノだった。マシンのセットアップの方向性について、いくつかの課題を抱えていたけど、それを変更したんだ。口で言うのは難しい。去年はマシンを旋回させるのが難しかったけど、今ではもうその問題は存在しないんだ」  ハミルトンは自分自身について、マシン

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(2020/11/26)