日本盛の第3の柱はメーク 日本酒酵母を生かした蔵元ならではの新発想(日本食糧新聞)

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チャレンジ精神をDNAとする日本盛が日本酒、スキンケアに続く第3の柱事業としてメークアップブランド「ケセラセラ」を11月2日にスタートさせた。日本酒酵母の高い保湿力を生かすなど、蔵元ならではの視点で生み出した新しい発想の大人の女性に向けたブランドとなる。 33年にわたり愛される同社の基礎化粧品「米ぬか美人」で培ったノウハウや、これまでに同社に寄せられた利用者の声を採り入れており、「米ぬか美人でお世話になった皆さまへの恩返し」(廣岡桂寿執行役員通販事業本部長)でもある。 創業130周年の昨年、新規事業を社内公募した際に最優秀賞に輝いたアイデア。新型コロナウイルスの感染拡大で発売のタイミングについて議論もあったが、今年50歳以上の女性が女性人口の半数を占める年であることに加え、森本太郎社長の「日本盛は創業130年の挑戦者。新しいことにチャレンジし、今だからこそできることで社会に貢献しよう」との声もあり発売を決めた。 「ケセラセラ」は、自分に合うメークが分からないと悩む60代を中心とする大人の女性のためのブランド。「米ぬか美人」の購入者の6割を占める年代の要望を反映し、難しい技術がなくても簡単にプロのようなメークができるマスカラなどの形状や商品のラインアップを実現した。 同社第2の柱である基礎化粧品の知見を投入しているのが最大の特徴。酒造りの中で生まれる日本酒酵母エキス、コメセラミドといった素材を配合することで、メーク専門メーカーとは一線を画す「つけている間中、スキンケアできる」メークブランドとなっている。 発売に先駆け10月28日には東京・巣鴨のシニア・シルバー世代専門の「えがお写真館」で記者発表会を開催した。ブランドの開発に携わった同社通販事業部の河村明子課長とメイクアップアーティストの船津有史氏がモデルとともにデモンストレーションを実施。具体的な使用例を示しつつ、「商品の形や色も使いやすさを追求した。誰でも自然で上品、きれいなメークができるラインアップになっている」(船津氏)と紹介した。

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(2020/11/26)