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　木曜日は太平洋側で穏やかな晴天となりましたが、金曜日は全国的に雲が増えて、朝と夜を中心に雨の降る所がありそうです。関東から北の地域では木曜日より5℃前後気温が低く、寒くなります。 　雨の原因となるのが山陰沖と関東沖にある二つの低気圧です。 　まず朝から昼頃にかけては、関東沖の低気圧の影響で千葉県など関東の沿岸部で弱い雨が降るでしょう。昼過ぎになると山陰沖の低気圧の影響で、西日本の日本海側で雨が降り出します。夜には西日本だけでなく北陸で雨、さらに夜遅くなるほど雨の範囲が広がり、東北でも雨や雪になりそうです。また、東海や関東の沿岸部でも、夜遅くから土曜日の明け方ごろまで再び雨の降る所があるでしょう。 　そのほか東海から西の太平洋側は、一日を通して晴れ間がありそうです。 　最低気温は、北海道や東北北部で木曜より5℃くらい低く、東海から西は2～3℃高いでしょう。 　最高気温は、関東から北の地域で大幅に下がります。木曜は20℃近かった関東で12～13℃までしか上がらず、しかも日ざしもありませんので暖かい冬物の上着やセーターが活躍しそうです。 （気象予報士・杉澤綾華）

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(2020/11/26)