【川崎】17年、18年とは異なる感慨深さ。等々力での歓喜の中心にあった“14番”への賛辞(SOCCER DIGEST Web)

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 歴代最速、最多勝点、最多勝利数、G大阪を5-0で下し、2年ぶり3度目のリーグ制覇を圧巻の成績で果たしたチームの中心には、今季限りでスパイクを脱ぐ14番の姿があった。 【川崎フロンターレPHOTO】圧倒的な強さで史上最速優勝!”笑顔”が溢れる選手を厳選!  小林悠は今季限りで引退する中村憲剛について改めてこう話してくれていた。 「優勝したらまずはケンゴさんを探すかなと思います」  小林にとって中村は、公私ともに多くの時間を共有してきた恩人以上の存在である。引退の意思を伝えられた時には、大粒の涙を流し、改めて感謝を伝えたという。 「(J1通算)100ゴールを決めた時にDVDをプレゼントしてもらって、自分の100ゴールを見返した時に、ケンゴさんからのアシストが多すぎたんです。自分の100ゴールを見たはずが、俺はケンゴさんに決めさせてもらっていたんだなと実感しました。俺はケンゴさんがいたからやれたんだなと。引退すると言われた時は、泣きながらそれを伝えました。ケンゴさんがいたから、ここまでゴールを積み重ねられたと。本当にありがとうございますと」  宣言どおり、歓喜のホイッスルが響いた瞬間、真っ先に14番に抱きついたのはやはり小林だった。中村に話を振れば「良いところにポジションを取っていたなと。逃げようかと思ったが、逃げれなかった」と笑って振り返りながら「彼とは長く、苦しい時期も共にしてきた。こういう風にふたりで喜べるのは感慨深かったですね」としみじみと語る。  ちなみに小林は「ケンゴさんとは一生の仲だと思うので、これからも一緒にプレーはできなくとも、常に連絡を取り合うと思いますし、ずっと一緒にいたい存在です」と話し、「もしかしたらケンゴさんが将来監督になった時にコーチをやれれば良いなとも思います」と夢を口にする。ふたりがタッグを組む姿を想像すれば、楽しみも広がるだろう。    また86分に登場した中村は、その場で感動的なシーンを迎えている。ピッチ脇で交代をする大島僚太からキャプテンマークを腕に巻いてもらったのだ。この日はキャプテンンの谷口彰悟が出場停止で、副キャプテンの大島、守田英正が揃ってプレー。本来なら大島が交代する際に、腕章は守田に渡るはずだったが、後輩想いの大島は守田に確認を取りながら「交代するというのを監督に聞いた時にやっぱりケンゴさんにつけて欲しい

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(2020/11/26)