大蘇ダム 供用後も漏水(RKK熊本放送)

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今年4月に供用が始まった産山村にある国営大蘇ダムで、想定の7倍以上の水が漏れ出していたことが明らかになりました。 九州農政局によりますと、この想定を超える水漏れで、稲作に水を多く使う春ごろや夏場に水不足になる恐れがあるということです。 今月時点での水漏れの量は、1日およそ1万5000トンで、想定の7倍を超えています。 「今になって水がないでは、どうしようもない。何とかしてほしい」(ダムの水を利用する農家) 25日は大蘇ダムの完成を記念した式典が開かれましたが、国が阿蘇市に想定以上の水漏れを報告したのは、その前日のことでした。 「唐突にそんなこと言われても、わかりましたという訳にはいかないし(式典を)決行したのは無責任じゃないかなと」(阿蘇市 佐藤義興市長) 大蘇ダムは大分県の竹田市と産山村、阿蘇市の農家に農業用水を供給する目的で、2005年に本体が完成しましたが、その後の試験で水漏れが発覚し、国と大分県がおよそ126億円を追加で投じ、ダム湖の周りをコンクリートで覆う工事を行っていました。 九州農政局は、来年春以降に本格的な調査を検討しています。

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(2020/11/26)