47歳イチロー氏「劇的に球が速くなった」練習継続(日刊スポーツ)

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マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(47)が26日、神戸市内で催された新聞大会で「スポーツが持つチカラ」と題して記念講演を行った。19年3月21日に現役引退してから、初めて公の場で登場。同日の東京ドームでの引退試合を「よく思い出すんです、あの瞬間。あれが2020年だったらどうなんだろう。東京で試合ができない、最後の瞬間もない…。今年だったらリモートで『辞めます』と言わなきゃしょうがない。どうやって運命って決まってるんだろうかと。あの瞬間に支えられています」と振り返った。 【写真】三田アナウンサーと講演するイチロー氏 いまもトレーニングを継続しているという。打って投げて走る。生活のなかに野球が密接にある。「47になったんですけど、面白いことに球が速くなったんです。投手の練習もしています。体の使い方を変えたら劇的に球が速くなった」と明かした。 野球を愛する高校生らにも温かいまなざしを向けている。19年にはプロ野球経験者が高校、大学の学生を指導するための学生野球資格回復制度の講習に参加。「最近、高校野球をよく見る。野球をやっているんです。どうやって点を取るか。高校野球には、それが詰まっている。面白い。頭を使います。プロに入る前段階の選手の野球にすごく興味がある」と言及した。今後、学生への指導の現場を見られるか問われると「見られると思います。いま、僕は動ける。一緒にできる。野球人として何か恩返しできたらいい」と話した。 この日はプロでの駆け出し時代を過ごした神戸でのひとときだった。91年ドラフト4位でオリックスに入団。阪神・淡路大震災が発生した95年にはチームを引っ張り、リーグ優勝に導いた。01年から大リーグ・マリナーズでプレーし、大リーグ通算3089安打など日米通算4367安打を放った不世出の野球人だ。04年に大リーグ新記録の262安打を放つなど、メジャー史上初の10年連続200安打も達成。スーパースターの本音がにじみ出た。

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(2020/11/26)