民主活動家・周庭氏が収監…留学生が語る国家安全維持法の恐怖 自由が消えていく香港(HBCニュース)

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 香港の民主活動家周庭(しゅう・てい)さんが、23日、香港の裁判所で有罪と認定され収監されました。自由が奪われていく香港に心痛めている人は、北海道にもいます。  「きょうか近い将来、人生で初めて収監されるかもしれない」(周庭氏)  23日、裁判を前に危機感を示していた香港の民主活動家の周庭さん。この後、即日収監されました。  周さんは、去年10月、北海道大学の研究員に就任。しかし、中国から出国を禁じられ、北海道に来ることがかなわないまま、今年8月香港国家安全維持法=国安法(こくあんほう)違反の容疑で逮捕されました。  周さんらの逮捕を、切実な思いで見ている若者がいます。道内の大学に留学している20代の香港の学生です。  「とても怖いです。政府に反対する話だけでも逮捕される可能性があるから顔と名前を出すのは危ない」(香港からの留学生)  留学する前、香港でのデモに複数回参加しました。  「毎年自由がどんどんなくなるので…」(香港からの留学生)  1国2制度の下、高度な自治を与えられていた香港。しかし国安法は、香港の独立を主張したり、外国の機関に中国への制裁を呼びかけたりしただけで、処罰することが可能です。  「国安法ができたら、やはり本当に怖い怖い怖い…香港の実家を出てからすぐに国安法の秘密警察が周りに何人もいて…という夢を最近毎日見ました。帰ってからの生活は本来の生活に戻れないと思います」(香港からの留学生)  道産食品の輸出や、観光客など中国との関係が深い日本。留学生は香港の民主化のため、できることがあると話します。  「今の香港は、国際社会の支持が必要。相手は中国政府。香港市民の力が全然足りない状態です。日本と中国は近いですから日本政府の反応は中国に対して影響力があると思う」(香港からの留学生)  「人権侵害に声をあげなければ、自分たちの人権が奪われたときに声をあげられなくなる」札幌にも香港の問題に危機感を持つ人がいます。香港の問題は対岸の火事ではありません。

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(2020/11/24)