<ライブレポート>『大宮エリーの即興美術館』YO-KINGの音楽のバイブスが絵に(Billboard JAPAN)

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 コピーライター、映画監督、脚本家、CMディレクター…まさにマルチに活動を続けるクリエーター・大宮エリー。インスタレーションや絵画作品を手掛けるアーティストとしても活動を続ける彼女が、11月23日に、地元大阪のビルボードライブ大阪でライブペインティングショー『大宮エリーの即興美術館』を開催した。 その他の画像  『大宮エリーの即興美術館』はミュージジャンをゲストに迎え、奏でられる音楽や観客の反応までもインスピレーションに大宮エリーが即興で絵を作り上げていくというパフォーマンス。これまでは原田郁子(クラムボン)や永積タカシ(ハナレグミ)、キヨサク(MONGOL800)らをゲストに迎えて行われて来たが、今回初の大阪公演では"歌とギター"でYO-KINGが参加。トークあり、セットリストなし、聞こえてくる音楽と見える景色、感じたものだけを絵にしていくという予想不可能なショーが幕を開けた。  ステージ左手には縦2m×横4mほどにも及ぶ大きなキャンバスが設置され、足元には絵の具、絵筆にローラー、バケツなど数々の画材が、そして少し離れた右手にはアコースティックギターが準備され、開演時間を少し過ぎて大宮エリーとYO-KINGが登場。早速ユルめのトークでイベントはスタートした。「今日はキングのの音楽と歌声にバイブスをもらって、そこから見えた絵を描いていくんですけど、みんなのバイブスや配信のコメントも読みながらやっていこうと思います。今日は死後も残る絵を描くつもりで」と大宮エリー。通常は3曲目ぐらいまでじっくり音楽を聞いてそこから描き始めるということだったが、この日は2曲目の中盤からクレヨンを使っていきなりもくもくとした線を描きはじめた。YO-KINGが「イナズマに乗って」「鼓動」「その分だけ死に近づいた」と歌い進めていく中で、大宮エリーは一点を見つめて曲を聞いたり、キャンバスをじっと見つめたり、ハッとして絵の具をにゅーっと出したり。YO-KINGが歌う歌詞にじっくりと耳を傾けるような仕草を何度も見せ、夕焼けのイメージを受け取ったという彼女はクレヨンで描いた線の上にローラーを巧みに使って淡いピンクを塗りつけていく。夕焼けと聞いたYO-KINGが奏でたのは、夕焼けから夕闇に変わっていく情景が歌われた「TURN」。歌詞にあったむらさきの空という言葉を聞いて大宮エリーはむらさきの絵の具

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(2020/11/24)