特産のイチゴを広める戦略会議(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 県内のイチゴの生育状況や販売戦略について話し合う会議が静岡市で開かれました。農家はコロナ禍が続く中で、春先に向けて例年にない悩みを抱えています。 <イチゴ農家 鷲巣忠芳さん>「前半は苗の不足などの問題がありましたけれど、後半にきて天候も良くなって生育も良くなって、今までと同じくらいの形にはなってる」  静岡市駿河区にあるイチゴのビニールハウスでは、小さいながらもしっかりとしたイチゴの実ができていました。2020年は夏の長雨や猛暑などによる天候不順で、一時イチゴの生育は遅れ気味でしたが、ようやく軌道に乗り始めたといいます。しかし、鷲巣さんはイチゴの本格的なシーズンを前にして、例年では感じることのない不安を抱えています。 <イチゴ農家 鷲巣忠芳さん>「今年の3月、4月、5月のケーキ用のイチゴが売れなかった。オーダーがなかった」  2020年の春は新型コロナの感染が拡大した影響で、ホテルなどが休業に追い込まれ、ケーキなどに使う業務用のイチゴがほぼ出荷できませんでした。業務用のイチゴは比較的単価が高く、出荷の減少は生産者にとって大きな痛手でした。 <イチゴ農家 鷲巣忠芳さん>「イチゴがいいのをとれても、販売の方ができるかどうか、どのくらい売れるかどうかというのが非常に心配」  11月24日、静岡市で開かれた会議ではJAや生産者、流通業者らが参加。コロナ禍での販売戦略について話し合われました。 <タレント 池田美優さん>「静岡生まれの『紅ほっぺ』と『きらぴ香』をしっかり応援していきたいと思います!」  イメージキャラクターに県内出身の「みちょぱ」こと池田美優さんを起用。業務用だけに頼らず、一般向けの販売を増やしていきたい考えです。 <静岡いちご協議会 飯田寿夫会長>「皆さんいいイチゴを作ろうという意識で生産者は作っていますので、おいしいイチゴを皆様に食べていただきたい」

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(2020/11/24)