宮城県議の集団感染、懇親会で感染拡大 県は「クラスター」と認定、県議会は予定通り開会(産経新聞)

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 宮城県議会最大会派の自民党会派に所属する県議計10人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、県は24日、飲酒を伴う懇親会で感染者集団(クラスター)が発生したと認定した。24日に開かれた議会運営委員会で、県議会11月定例会について予定通り25日に開会する方針を決定したが、感染した県議10人がいずれも懇親会に出席していたことが判明し、議会内部からは「気の緩みとしかいいようがない」などといった意見が聞かれた。 【イラスト解説】新型コロナ感染かな?と思ったら  県や仙台市によると、県議10人と議会事務局、会派の職員2人の計12人が17日、仙台市内の飲食店で行われた懇親会に出席。懇親会ではマスクを外し、15分以上会話する場面もあったという。  県議会では県議57人のうち10人の陽性が判明。自宅待機の4人を含む計14人が本会議を欠席する見通しだが、この日の議会運営委では県議会の定足数(30人)を満たしていることをふまえ、予定通り25日に開会することを確認した。  一方で、定例会直前の懇親会出席には、議会内部からも批判の声が上がっている。ある野党会派の関係者は「危機管理が足りないといわれても仕方がない」と指摘した。  議会運営委終了後、石川光次郎議長が報道陣の取材に応じ、「多くの県民にご心配をおかけし、申し訳ない」と陳謝した上で、県議の懇親会出席について「(議会運営委前の)各会派の代表者懇話会でも、一層の感染症対策の徹底を求めた。それぞれが自覚を持ち、行動することが大切だ」と語った。  村井嘉浩知事は24日の定例会見で「(会食の)人数が問題ではなく、会食の仕方に問題があった。集団感染を防ぐには手洗いやマスク着用、慎重な行動が求められる」と指摘した。  一方、県や仙台市によると、24日は男女12人の感染を確認したと発表。県内の感染確認は計1128人となった。

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(2020/11/24)