英ロックダウン最中に混雑 中国の空港は検査で混乱(テレビ朝日系(ANN))
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感染拡大が深刻だったイギリスでは、来月に一部の地域でロックダウンが解除されますが、それを待たずに街には大勢の人が溢れているようです。
腑に落ちないのはロンドンの街並み。街中にはすでに華やかなクリスマスの装飾が施されています。それを大勢の人が見つめるのですが、イングランド地方は現在、ロックダウンの真っ最中です。このニュース、本来はロックダウンがまもなく終わるというものでしたが、この緩さ、気になります。
一方、こちらは徹底的。中国・上海では2日連続で大規模なPCR検査が行われ、空港周辺に行列ができました。これは従業員らに感染が確認されたため。その数は5人でしたが、検査数は1万7000人以上という徹底ぶりです。
話はロンドンに戻ります。郊外の牧場には、異常な光景が。所狭しと黒いタクシーが置かれています。まるで、ブラックキャブの墓場だという表現もされています。タクシーはリースしていた運転手から返却されたもの。感染拡大で需要が減り、8割が休業中だといいます。
行き場のない人もいます。ニューヨークでは約650体の遺体が数カ月にわたって冷凍庫に放置されていることが分かりました。