ソフトバンク2年連続ストレート勝ちならNPB“真っ青” 入場料や放映権料など収入激減(夕刊フジ)

【リンク先抜粋】
 【江尻良文の快説・怪説】  日本シリーズは昨年同様、原巨人が工藤ソフトバンクに手痛い2連敗スタート。2年連続で屈辱の4タテを食う大ピンチに直面している。巨人同様に危機感を強めているのは、主催者の日本野球機構(NPB)だろう。 【写真】シリーズ6連敗で表情がさえない原監督  「ウチの財政的に言えば、最低でも4勝2敗の第6戦までいってほしい。というのも、それまでに終わってしまうと、入場料、テレビ・ラジオの放映権料収入は、出場両チームに入るのがメーン。財政的に苦しい」。昨年に続き今年も4試合で決着となったら、最低最悪の悲惨な結果になってしまうのだ。  2016-18年までの3年間は、日本ハムが広島に4勝2敗、ソフトバンクがDeNAに4勝2敗、ソフトバンクが広島に4勝1敗1分。いずれもNPBが最低限として期待する6試合が行われたが、悪夢の2年連続4試合で終了となると歴史的な珍事になる。1959年に南海が巨人に4勝0敗、60年に大洋が大毎に4勝0敗で決着して以来、なんと60年ぶりだ。  かつて9年連続日本一という不滅の金字塔V9を打ち立てた巨人が、日本シリーズで2年連続4連敗となると、その衝撃はより大きい。球史に残る屈辱的なワースト記録になってしまうだろう。  逆に孫正義オーナーの「V9巨人を超えろ!」を至上命題とするソフトバンクにすれば、これ以上ない景気づけの快挙となる。しかも24日の第3戦から舞台は本拠地・ペイペイドームに移るが、ホーム開催の日本シリーズで敗れたのは2011年の対中日第6戦が最後。実に14連勝中と無類の強さを見せている。  2年連続ストレート勝ちの期待に、早くも福岡の街のお祭り騒ぎは最高潮に達する勢い。巨人、NPBともども危機感が募るのは当然だろう。 (江尻良文)

続きはこちら

(2020/11/24)