スポーツメモラビリアに投資マネーが流入。選手のユニフォームが6億円に化ける理由(SOCCER DIGEST Web)

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 ベーブ・ルースのユニフォームが約6億円を記録――。  米国のオークションで落札されたスポーツメモラビリアのことである。最近は投資マネーが集まり記録的な落札が相次いでいるという。なぜこれほどまで人々はコレクションに熱狂し、魅了されるのか。ファンの情熱や大金が飛び交う舞台裏に迫った。  冒頭の見出しが躍ったのは昨年6月。1928年から30年にかけて、「野球の神様」ベーブ・ルースが着用したヤンキース時代のユニフォームが564万ドル(約6億円)で落札され、スポーツのコレクションとして史上最高額を打ち立てたのだ。目を疑うような金額は瞬く間に世界を駆け巡り、国内でも大々的に報道されていたのは記憶に新しい。  2012年に最高額を記録していたベーブ・ルースの同様のユニフォームは440万ドル(約4億7000万円)であったため、10年足らずで1億円以上も価値が上昇したことになる(※現在のレートを使用)。  またコロナ禍の世界恐慌が叫ばれていた今年の5月にはマイケル・ジョーダンが着用した「エア・ジョーダン1」がスニーカーとしては史上最高額の約6000万円を記録。そのわずか3か月後にも同様のスニーカーが約6500万円で記録を再更新している。  こうした状況は決して驚きではないと語るのは、東京・青山で世界屈指のサッカーメモラビリア専門ブランド「ザ・ダグアウト」を経営する伊藤大也氏。 「世界的にスポーツへの関心が高まり、憧れのアスリートを身近に感じることでメンタリティーを共有したいという人が日に日に増えていると感じます。そこにいわゆる世界的なカネ余り現象が重なったと」  とりわけトップクラスのレジェンドの人気は景気に影響されにくいという。例外はあるにせよ、常に世界のどこかで熱心なファンは存在するからだ。特に希少性の高いものについては、基本的に時を経るごとに価値は増していく傾向にある。また、固定資産に含まれないなど、税金対策になるという側面も見逃してはならない。  

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(2020/11/24)