日産の新型「ノート」 e-POWERが“第2世代”に進化、デザインも刷新(ITmedia ビジネスオンライン)

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 ノートは日産の日本市場における最量販車種で、今回のフルモデルチェンジで3代目となる。2005年の初代モデル発売から15年間で累計約146万台を販売している。16年には「e-POWER」を初めて搭載。ガソリンエンジンで発電して100%モーター駆動で走行するという新しい運転感覚が販売台数を引き上げた。  そのため、新型車投入の遅れによって日本市場で苦戦している日産にとって、新型ノートへの期待は大きい。同日、オンライン開催した新車発表会で、星野朝子副社長は「第2世代のe-POWERを搭載した新型車を、満を持して日本市場に投入する。これを確実に成功させることが、電動化への道のりを確固たるものにする。期待を背負ったクルマだ」と語った。  e-POWERは16年にノートに初めて搭載し、翌年には「セレナ」、20年6月には新型SUV「キックス」と搭載車種を広げてきた。海外でも搭載車種の販売を始めており、累計43万台を販売している。アシュワニ・グプタCOO(最高執行責任者)は「新型ノートでe-POWERファンをさらに増やしていく」と意気込む。  第2世代のe-POWERでは、主要部品の設計を一から見直した。モーター駆動ならではの滑らかさや静粛性をさらに向上させ、電気自動車(EV)の運転感覚により近づけたという。  具体的には、モーターとインバーターを刷新。モーターは先代モデルと比べて、トルクを10%、出力を6%向上させた。それによって、発進時の加速と、中高速からの加速に力強さを加えている。インバーターは、第1世代のe-POWERよりも40%小型化、30%軽量化し、燃費性能も高めた。  静粛性は、システムの制御によるエンジンの作動頻度低減や、車体の遮音性能向上によって一段高めている。加えて、路面状態が悪く、ロードノイズが大きいと判断した場合に、積極的に発電を行う制御システムを開発し、さらなる静粛性向上を図った。

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(2020/11/24)