【トータルサイクリスト新村穣の養成所リポート(5)】スクラッチで銀、マディソンで銅獲得 養成所で学んだことを生かすことができました(東スポWeb)

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 日本競輪選手養成所の119回生として競輪選手となる訓練を受けている“トータルサイクリスト”新村穣の第5回コラムは、5~8日に前橋競輪場で開催された競技大会に参加して感じたことがつづられている。  東スポWWeb読者のみなさま、こんにちは! 日本競輪選手養成所(以下、養成所)、第119回選手候補生の新村穣です。毎月書かせていただいている養成所コラムも5回目になりましたが、養成期間も半分を過ぎたと思うと、今年の時の流れをとても早く感じています。  今月の5日から8日まで前橋競輪場で行われた「全日本自転車競技選手権大会トラック・レース」に選手候補生の4人のうちの1人、また中距離強化指定選手として出場してきました。全日本選手権は名前の通り、その年の日本チャンピオンを決める大会です。今年は地方大会や国際大会の開催が難しく中止が相次ぐ中、大会関係者のみなさまの多大なご尽力によって、私たちにとっても久しぶりのトラックレースを競輪のお客様や自転車競技のファンのみなさまの前で思い切り走れました。  全4日間の大会期間、私は団体種目や複合種目など、計6種目を走り、個人で競うスクラッチ種目で銀メダル、2人ペアで競うマディソン種目では同じ選手候補生の窪木一茂さんとチームを組んで3位となり、銅メダルを養成所に持ち帰ることができました。  半年間、競輪選手となるための訓練を積んできたので、中距離のレースで自分がどれくらいの走りができるのか、不安も少なくありませんでした。ですが、養成所で学んできたことを生かして獲得できたメダルには、今まで以上にうれしい気持ちになりました。ただし、レースの内容や展開については、ナショナルチームとして世界の舞台で戦うためにはまだまだ脚力も技術も不足していると感じました。  レースを終えた後、自分の持っている力を出し尽くしたことを振り返り、次に向けて反省ができるのも、スポーツがあるおかげです。今までとは所属や大会に参加する立場が変わっても切磋琢磨できる相手がいることは、本当に生きがいに感じられます。  また、これから競輪選手となる身で大会に参加させていただけたことで、現役の競輪選手の方々をはじめ、OB選手や競輪施行者である地方自治体など、載せ切れないほどのたくさんの方々の力によって、私たちが今まで取り組んできた自転車競技の大会が成り立っていることにも改め

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(2020/11/24)