2020年度・新藤兼人賞は「37セカンズ」HIKARI監督に金賞(映画.com)

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 日本映画の独立系製作会社で組織する協同組合日本映画製作者協会が選出する、2020年度の第25回「新藤兼人賞」の金賞が、「37セカンズ」を手がけたHIKARI監督に贈られることに決まった。  アメリカ屈指の名門校、南カリフォルニア大学(USC)の卒業制作として発表した短編「Tsuyako」(2011)が、世界各国の映画祭で50以上の賞を獲得したHIKARI監督。車椅子で生活する女性の自己発見と成長を描いた長編デビュー作「37セカンズ」が、ベルリン国際映画祭パノラマ部門で観客賞と国際アートシアター連盟(CICAE)賞をダブル受賞したのち、トライベッカ映画祭やトロント国際映画祭でも上映されるなど、世界で高い評価を得ている。  20年度は187作品が選考対象となり、最終選考監督が9人発表されていた。その中から金賞はHIKARI監督、銀賞は「佐々木、イン、マイマイン」の内山拓也監督、プロデューサー賞は「スパイの妻 劇場版」の岡本英之氏、高田聡氏、山本晃久氏が受賞した。  第25回の授賞式は、12月4日午後1時から如水会館スターホールで開催を予定している。

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(2020/11/24)