ソフトB栗原陵矢の“強心臓”はどこから? 日本シリーズ2試合で驚異の打率.875(日刊ゲンダイDIGITAL)

【リンク先抜粋】
 巨人の戦意をポキンと折った。  日本シリーズ2試合で8打数7安打、打率.875とソフトバンクの連勝の立役者となった栗原陵矢(24)。初戦で先制2ランを含む3安打4打点で巨人のエース菅野を打ち砕くと、2戦目はシリーズタイ記録となる1試合4安打でチームの勢いを加速させた。 「栗原が菅野君という素晴らしい投手を打ってくれて、あれでベンチが一気に盛り上がった」  工藤監督も連勝スタートの要因として真っ先に名を挙げた。  6年目の今季、初めて一軍定着。日本一を決める重圧を微塵も感じさせないパフォーマンスである。 「誰よりもストイックに練習をしてきた成果でしょう」と、春江工の恩師、川村忠義監督はこう続ける。 ■ヒーローになってもテングにはならず 「高校時代、キャッチボールやランニングなど基本的な練習も手を抜いているところは見たことがありません。学校の練習は16時すぎから20時半ごろまでです。それが終わると栗原は控えの選手たちを集めて、率先して居残り練習をしていました」  中学時代は生徒会長、高校時代にU18の主将を務めたことなどから、そのキャプテンシーに注目が集まるが、チームでは試合前の円陣の輪の中でモノマネを披露するムードメーカー。年上の選手にも可愛がられている。中学時代に所属した福井ブレイブボーイズの南博介監督が言う。 「先輩からはいつも弟のように可愛がられていましたよ。何より謙虚なんです。日本シリーズの初日が終わった夜に、『おめでとう』と連絡したら、『明日もゼロから一生懸命やっていきます』と返ってきた。テングにならず、いつもこんな姿勢なんです」  今季から寮を出て福岡ペイペイドームの近くで一人暮らしをしている。 「コロナの規制が緩んだ時は先輩の家に招かれて、夜ご飯をいただくことも多かったみたいですよ」  とは、父の和弘さんだ。先輩に可愛がられながら、ひた向きに重ねた努力が結果に結びついたようだ。

続きはこちら

(2020/11/24)