日産の新型「ノート」(3代目)について、チーフビークルエンジニアの渡邊明規雄氏が解説(Impress Watch)

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 日産自動車は11月24日、3代目となる新型「ノート」を発表した。2WD(FF)モデルを12月23日に、4WDモデルを2021年2月にそれぞれ発売する予定で、2WDモデルの価格は202万9500円~218万6800円。 【この記事に関する別の画像を見る】  初代ノートは、2005年1月に「これまでのコンパクトカーになかった爽快な走りと、使いやすい装備で自在に楽しめるコンパクトカー」をコンセプトに発売。続く2代目は2012年9月に登場し、2016年11月には新しい電動パワートレーンとして「e-POWER」を搭載して発売した。  そして今回発表された3代目となる新型ノートでは、「コンパクトカーの常識を超える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクトカー」をコンセプトに掲げ、車体骨格に日産初の1470MPa級の超ハイテン材を使用したプラットフォームを採用すると共に、システムを大幅に刷新しパワーアップした第2世代の「e-POWER」を初搭載。第2世代のe-POWERは、パワートレーンのハードウェアとその制御を刷新し、より力強く上質な走りと効率化を高い次元で両立させたという。さらに加速やなめらかな減速の制御、電動パワートレーンならではの静粛性といった性能をブラッシュアップしてきた。  この新型ノートについて、日産自動車 第1製品開発部 チーフビークルエンジニアの渡邊明規雄氏がオンラインで概要説明を行なったので、その模様をレポートする。 ■よりEVに近い力強く上質な走りを実現  新型ノートでのポイントは大きく3点。まずプラットフォームを新設計して次世代の上級小型車向けプラットフォームを採用しており、この新プラットフォームではボディの高強度・高剛性化、サスペンションおよびステアリングの高性能・高剛性化、さらに静粛性の向上が図られ、これらが走りの進化に大きく貢献するという。  この新プラットフォームの採用に伴い、新型ノートのボディサイズは4045×1695×1505mm(全長×全幅×全高。Xのみ全高は1520mm)、ホイールベースは2580mmと、主に全長を55mm短くすることでコンパクトでスタイリッシュなボディに仕上げられたのが2点目。  そしてモーター、インバーター、エンジン、ジェネレーター、バッテリーに至る主要なコンポーネント、それをつかさどる制御技術などを

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(2020/11/24)