【eパワー刷新】新型日産ノート、「エンジン始動回数」減る? トヨタのハイブリッド超える新感覚となるか(AUTOCAR JAPAN)
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text:Kenji Momota(桃田健史)
日産の新型ノートがついに登場した。
商品コンセプトは「コンパクトカーの常識を変える運転の快適さと楽しさが詰まった、先進コンパクト」である。
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日産関係者は商品プレゼンの中で「これまでノートなどコンパクトカーを、普段の生活での使い勝手などを考えると『どこか妥協して』所有していた人が多くいる。そうして意識を根本的に変えるクルマだ」と強調した。
そんな先進性とか、新しさという表現を最もわかりやすく具現化しているのが、第2世代eパワーだ。
周知の通り、eパワーという発想は「リーフ」で培ってきた電動パワートレイン技術と、ガソリン車の技術を融合させたものだ。
2016年11月に、2012年8月登場の第2世代ノート「ビッグマイナーチェンジ」としてeパワーが世界初採用された。
それにしても、ノートeパワーのインパクトは凄まじかった。
2017年(1~12月)のコンパクトカー販売台数でトップ。さらに、2018年(1~12月)の販売台数は13万6324台となり、トヨタ・アクア(12万6561台)とプリウス(11万5462台)を抑えて第1位となった。
驚くことに、日産車が乗用車全体(登録車)での年間販売台数でトップに立ったのは日産史上初となる偉業だ。
ノートがここまで売れたのは、eパワーのおかげである。
そのeパワーが第2世代へ、どのように進化したのか?