新駐日大使の姜昌一氏は前韓日議員連盟会長…最近では日本に「毒舌」(朝鮮日報日本語版)

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 23日に新たな駐日韓国大使に内定した与党「共に民主党」の姜昌一(カン・チャンイル)前国会議員は、韓国政界の代表的な「日本通」とされる。国会議員に4期連続で当選し、第20代国会(2016年5月-20年5月)では韓日議員連盟会長を務めた。今回の人事には、このような姜氏を通して韓日関係を積極的に改善したいという文在寅(ムン・ジェイン)大統領の意志が反映されたものと考えられる。ただし姜氏は韓日関係が悪化した昨年から、日本政府と指導者を強い口調で批判してきた。 ■世界競争力ランキング1位はシンガポール、韓国23位、日本は?  姜氏は昨年7月、共に民主党の議員総会で、韓日関係悪化をめぐり「韓国政府の対応にも残念な点がある」と発言し、当時のイ・ヘチャン代表が指で「×印」を作って発言を制止したこともあった。姜氏は当時「安倍政権は稚拙だ。政治の論理を経済問題に拡大させた」としながらも「わが政府も原則と大義名分に執着し、時期を逃してしまった部分がある」と指摘した。さらに「これが昨年12月から続いてきたではないか。だとすれば原則と大義名分だけを主張するのではなく、政治的に解決していくべきだったのに、被害者団体と話し合って意見を集約している間に時期が過ぎてしまった」と述べた。  しかし、イ・ヘチャン代表は姜氏に対し、何度も指で「×印」を示した。それでも姜氏は「私はどうにかして多くの日本人たちに『韓国政府も、韓国国会も、一生懸命に韓日関係改善のために努力している』このメッセージを伝えようとしている」と述べて発言を締めくくった。  姜氏は日本の東京大学で東洋史学の修士・博士学位を取得し、学校で長期にわたり日本について研究した歴史学者だ。培材大日本学科の教授、日本の東京大文学部の客員研究員を務めた。第17代国会から連続で4選を果たし、議政活動期間には韓日議員連盟の幹事長と会長を歴任した。現在は韓日議員連盟の名誉会長を務めている。  青瓦台(韓国大統領府)のカン・ミンソク報道官はこの日「菅内閣の発足に合わせ、日本に対する専門性と経験、長きにわって築いてきた高官級のネットワークを基に、絡みついた韓日関係の糸をほぐし、未来志向的な両国関係に進むきっかけを作ることを期待する」と述べた。

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(2020/11/23)