人前で駄々をこねる子どもにイライラしない!しつけのできない親と思われない方法(ベネッセ 教育情報サイト)
【リンク先抜粋】
ゴールドライターさん、拝読しました。
人前で駄々をこねられると困りますよね。
親の方には「しつけのできない親と思われたくない」という気持ちがあるので、ついイライラしたり感情的に叱りつけたりということになりがちです。
その結果、さらに子どもが興奮して、親子でちょっとした修羅場を演じてしまうということにもなりがちです。
本当に、こういうとき感情的になって叱りつけるのは、まったくの逆効果です。
ですから、まずは大きく深呼吸などをして落ち着いてください。
そして、「じゃあ、こっちでお話聞かせて」と言って、その場から離れることが大事です。
できたら、静かで人がいないところに連れて行きます。
もちろんそういう場所が見当たらないことも多いと思いますが、そういう時もできるだけその条件に近いところに連れて行きます。
とにかく、欲しいと言った物がある場所から離れることが大事です。
それが目の前にあると、いつまでも気持ちが変わりません。
小さい子の場合、目の前から物がなくなった時点で、既に何が欲しかったのかよくわからない状態になっていることもあります。
また、少しでも気持ちを落ち着かせるために、優しく抱きしめたり頭を撫でてあげたりするのもいいでしょう。
次に、座るなどして子どもと同じ目の高さになり、静かな落ち着いた声で「お話聞かせて」と言います。
あるいは、「どうしたの?」「なんで欲しいの?」などです。
繰り返しますが、子どもと同じ目の高さになることがとても大事です。
子どもと同じ目の高さになるだけで、不思議なことに、親の方も気持ちが落ち着いて居丈高な言葉が出なくなります。
それに、親は子どもの身長の2倍くらいの高さがあります。
今、これをお読みのみなさん、実際に上を見上げて、自分の身長の2倍の高さから何か言われたと想像してみてください。
それだけで怖く感じるはずです。
しかも、子どもにしてみれば自分に望ましくないことを言われているのですから、よけい怖く感じます。
すると、子どもは自分を守るために心理的なバリアのようなものを張り巡らせて、外からの情報が入ってこないようにしてしまいます。
こうなると、親が何を言っても、子どもの中に入っていきません。