日本ハム清宮が豪快御前弾「幸太郎らしい」栗山監督(日刊スポーツ)

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<みやざきフェニックス・リーグ:日本ハム1-1オリックス>◇23日◇生目第二 日本ハム清宮幸太郎内野手(21)が23日、みやざきフェニックス・リーグで豪快な“御前弾”を放った。栗山英樹監督(59)が視察に訪れたオリックス戦(生目第2)の4回、左腕・宮城の直球をとらえて右翼の防球ネット上段へ突き刺す同点ソロ本塁打。「幸太郎らしいホームラン」とたたえた指揮官は、勝負の4年目へ向け、さらなる「全集中」を求めた。 【写真】本塁打を放ち、ガッツポーズをしながら走る清宮      ◇     ◇     ◇ 打った瞬間に確信できる放物線だった。1点を追う4回1死。清宮はオリックス宮城の初球変化球を見逃した後、甘く高めに浮いた真っすぐを一振りで仕留めた。完璧かと問われて「そうですね」。はじき返した直後から高い弾道を維持した打球は、右翼後方にある防球ネットの上段まで飛んでいった。 バックネット裏のスタンドで見守った栗山監督も「久しぶりに幸太郎らしいホームランを見たな」とたたえたが、注文も加えた。「今日でも守備の合間の目線がどこにあるか、気になるわけ。目を離しちゃいけないケースが野球選手は絶対ある。1軍の試合でも集中力が、すごく気になった。打撃でもそう。寝てる時も“全集中”しろとは言わないけど、まだまだ野球に対しての集中力を持たないといけない」。8回1死二塁では、甘い変化球をミスショットして三飛。指揮官は仕留めきれない一因として挙げた。 今季の清宮はシーズンを通して1軍でプレーしたが、7本塁打は過去2年と同じ数字。打率は1割9分と苦しんだ。清宮自身は「自分のスイングを見失っている部分があった」と振り返る。 宮崎では試合出場と並行して「そこ(自分のスイング)を取り戻す」というテーマで、試合後も小笠原ヘッド兼打撃コーチの指導のもとバットを振り込む。「最初よりは良くなってきている」と手応えも感じている中での、この日の1発。求められるレベルは高いが、得た収穫と課題は全て来季の飛躍の糧になる。【木下大輔】

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(2020/11/23)