迫る医療崩壊…密着!今月スタート「発熱外来」(HBCニュース)

【リンク先抜粋】
 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、今月、始まった「発熱外来」制度。札幌のクリニックを密着しました。  患者と距離をとり、診察するのは「とよひら公園内科クリニック」の藤本昌子院長です。  「朝は大丈夫だった?」(院長)「具合悪い感じはあった」(30代女性患者)「だるかった?」(院長)「だるかった」(患者)  「発熱外来」は、感染の疑いがある患者の診療、PCR検査、インフルエンザ検査などを行う医療機関です。発熱やせきの症状がある人は、まず、かかりつけ医などに電話で相談します。かかりつけ医が「発熱外来」であれば、そのまま受診、そうでなければ「発熱外来」を紹介してもらう仕組みです。  「今タイミングが悪く、インフルエンザのワクチンの時期になっていますから。その人たちと発熱外来患者を分けるのが、私たちは一番苦労している」(藤本院長)  「点滴室」を発熱外来の診察室にして一般患者の立ち入りを禁止。診察室や待合室、イスやドアノブ、患者が支払った現金に至るまで徹底した消毒を行います。このクリニックでは、感染の拡大が深刻化した3月からPCR検査を行っていましたが、今月から「発熱外来」として木曜日の午後3時から5時まで患者を受け入れています。患者は、札幌市内の大手企業に勤める30代の女性患者です。体温は38度いじょうありました。  「出社した?」(院長)「出社しました」(患者)「PCR検査出せるので、とったほうがいいかな。ペッペッペッって出したらダメなんですよ。じょうごになっているので、口の角に当てて、こういう感じで」(院長)  唾液を採取するPCR検査です。患者一人でできるため、感染リスクが低いのですが…少しコツが必要です。  PCR検査に回す唾液は、だらだらと流れ出たものを採取します。患者は、すっぱいものなをどイメージして必死に唾液を溜めます。前日に発熱した専門学校生の男性も…首をかしげることおよそ10分。苦労して唾液を溜めていました。次に来たのは、友だちが発熱したあと、自分も発熱したという高校生です。冷却シートを額に貼り、いかにも具合が悪そうです。  「(ファストフード店に)行ったのは土曜日?」(院長)「土曜日」(患者)「その時は4人で行って当然マスクを外して食べるよね?」(院長)「はい、帰って1時間くらいして熱をはかると38.1度だった」

続きはこちら

(2020/11/23)