トルーマン・カポーティ~毒親育ちの少女を救おうとした鬼才作家~【前編】(ELLE ONLINE)

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トルーマンは一向に伸びない身長とは裏腹に、非常に早熟でかなり早いうちから文章を読み解くことができた。ハーパー・リーが名作『アラバマ物語』に登場させた、妄想癖の少年が彼をモデルにしていると言われる通り、スピーチが抜群に巧く多弁で、真実をそれ以上に魅力的に語ることが得意だった。 その明晰さは彼の生涯の魅力となり、美少年ぶりと合わせて多くの人を惹きつける能力を伸ばしていった。いっぽうその知性は、自分が女性に対して性的欲望を持てないということ、それが他と違う隠すべき秘密であることも自覚させた。田舎町で自分の身の置き場はなさを子どもの頃に知ったのだ。

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(2020/11/22)