八角理事長「いい大関」看板背負った貴景勝を絶賛(日刊スポーツ)

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<大相撲11月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館 看板力士の面目を保つ大関貴景勝(24=千賀ノ浦)の優勝と、優勝決定戦まで持ち込んだ小結照ノ富士(28=伊勢ケ浜)の奮闘を、協会トップの八角理事長(57=元横綱北勝海)が褒めたたえた。 【写真】優勝決定戦で照ノ富士(左)を押し出しで破る貴景勝 優勝決定戦の勝負が決すると同理事長は「かけたね。照ノ富士が変わってこないと」と、まず口にした。照ノ富士の立ち合い変化も予想される中、貴景勝が「変化はない」と信じて臨んだ心中を察した。そして「よくやった。開き直ってたね」と本割で敗れてから優勝決定戦までの、貴景勝の心境の変化を読み解いた。「コロナ禍の中、これだけいい相撲を取ってくれて、来てくれたお客さんも喜んでくれたでしょう。本当に、いい大関です」と両横綱に他の大関2人が休場する中、看板を背負いながら重責を果たした貴景勝をほめた。 さらに間を置かず、敗者にもねぎらいの言葉をかけた。「照ノ富士が頑張って(ここまで)これたから、いい内容の相撲ができた。2人ともよくやった。お疲れさん」と言葉を弾ませた。 春場所の無観客開催、若手力士の死去、夏場所の中止、一部部屋でのクラスター発生…。新型コロナウイルスに揺さぶられた1年を振り返って「コロナ禍の中で今年1年、よく力士は頑張った。専門家の先生の協力をいただいて何とか、千秋楽まで感染者は出ていない」と万全を期した感染防止対策に胸をなで下ろした様子。「(感染が)拡大している中、国技館に足を運んでいただき本当にありがたいこと」と入場者への感謝の言葉を述べるとともに「専門家の先生の意見を踏まえて指導の下、(これからも)やっていく。1月場所をきちんとやることが大事」と来年の無事開催を見据えて話した。

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(2020/11/22)