金谷拓実「自信が確信に」松山に次ぐプロ3戦目V(日刊スポーツ)

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<国内男子ゴルフツアー:ダンロップフェニックス>◇最終日◇22日◇宮崎・フェニックスCC(7042ヤード、パー71)◇賞金総額1億円(優勝2000万円)◇無観客開催 【写真】ダンロップ・フェニックスを制した金谷はクリスタルトロフィーを手に笑顔を見せる 金谷拓実(22=東北福祉大)がプロ初優勝で、アマチュア時代の昨年11月に制した三井住友VISA太平洋マスターズ以来、ツアー2勝目を飾った。 3バーディー、1ボギーの69で回り、通算13アンダー、271で石坂友宏と並んだ。現行のツアー制度で史上初のルーキー同士、大学生同士の1時間を超えるプレーオフを4ホール目で制した。今年10月2日にプロ転向後、国内ツアー3戦目の優勝は、松山英樹の2戦目に次いで2番目に早く、今大会の優勝は松山を超えて日本人最年少。日本男子の新たな看板は「自信が確信に変わりつつある」と力強かった。    ◇   ◇   ◇ わずか30センチのバーディーパットを決め、金谷は両手を突き上げた。1時間以上続いたプレーオフは4ホール目で決着。「(ガッツポーズは)とっさに出た。すごい試合だったので」。普段の冷静なプレーから一転して、喜び爆発の瞬間を振り返った。昨年8月からアマチュア世界ランク1位を維持。今年9月には日本人で初めてアマ世界一の称号マコーマックメダルも受賞した。プロ転向後、国内での過去2戦は7位と5位。「プロに転向して通用するか不安もあった。少しずつ自信もついて3戦目に優勝。自信が確信に変わりつつある」。笑みがこぼれた。 1打差の3位から出て、前半終了時点で石坂に2打差に広げられていた。それでも終盤、15、16番で連続バーディー。16番はグリーンエッジからパターで5メートルをねじ込み、重圧をかけて石坂のボギーを誘って追いついた。プレーオフも一進一退。「お互いが切磋琢磨(せっさたくま)して良いプレーができた」。日本男子の新時代を予感させた。 大学の先輩の松山に次ぐプロ3戦目の優勝。同時に今大会としては、松山を上回る最年少優勝を飾った。「尊敬する先輩と同じ試合で優勝できてうれしい」と声を弾ませた。かつて、将来の目標に「松山選手に、ライバルと思われる選手になること」と掲げた。アマチュア時代に3度出場したメジャーではアプローチの重要性を学び、14本のクラブから1本ウェッジを増やすなど、松山と同じ舞

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(2020/11/22)