MotoGPライダーのフランコ・モルビデリ、WRC最終戦ラリー・モンツァに参戦! WRC3クラスのヒュンダイをドライブ(motorsport.com 日本版)
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ペトロナス・ヤマハのMotoGPライダーであるフランコ・モルビデリは、12月3~6日にWRC(世界ラリー選手権)の最終戦として開催されるラリー・モンツァのWRC3クラスにエントリーし、ヒュンダイi20 R5を駆ることが分かった。
F1イタリアGPが開催されるサーキットとして知られるモンツァだが、1978年から毎年ラリーイベントが開催されるなど、ラリーの舞台としての歴史も長い。2003年からはイタリアにおけるモータースポーツシーズンを締め括るイベントとして、モンツァ・ラリーショーという形で、多くのトップドライバーが集まるイベントが開催されている。
MotoGPの伝説的なライダーであり、モルビデリの師匠でもあるバレンティーノ・ロッシは、このモンツァ・ラリーに参戦し、これまでに7回優勝している。
WRCは新型コロナウイルスの影響で大幅にスケジュール変更を余儀なくされた結果、最終戦として『ACIラリー・モンツァ』をカレンダーに加えた。競技区間2411.37kmのWRC史上最もコンパクトなイベントとなり、モンツァ・サーキットも舞台のひとつになる。
モルビデリは、WRC3クラスに参戦。ヒュンダイ・ラリー・チーム・イタリアのヒュンダイi20 R5
をドライブする。
「WRCの本戦に参加できるチャンスに感激している」と、モルビデリは話した。
「世界最高のドライバーの仲間入りをし、普段とは違うスポーツで戦うという素晴らしいチャンスだ」
「楽しいことになりそうだけど、たくさんの細かいことをすぐに学ばなくてはいけないだろうし、”ふたつ増える”タイヤにすぐに適応するのは簡単ではないだろう」
「マッテオ・バラリン(ヒュンダイ・ラリー・チーム・イタリアのスポンサーであるwithU会長)から電話があった時、僕は即決した。一生で何回かしか無いチャンスだ」
「可能な限りの準備をして、最初のテストに臨みたいと思う」
ヒュンダイ・ラリー・チーム・イタリアの代表であるリッカルド・スカンドラは「ACIラリー・モンツァはおそらく、WRCシーズンの中で最も注目される歴史的瞬間だろう」と語った。
「withUと我々のWRCでのプログラムは、誰もが知っているような理由で頻繁に変更されてきたが、フランコ・モルビデリをチームに迎え、モンツァでシーズンを終えることは特別なことだ」
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