「お願い!今だけ静かにして!」っていう時に効果的な子どもを静かにさせるテクニック(ベネッセ 教育情報サイト)
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まずは、子どもにこちらを見てもらう必要があります。大きな声を出したい気持ちをちょっと我慢して、別の方法で気を引きましょう。肩をトントンと叩く、手を優しく引っ張る、なるべく近くで名前を呼ぶなどして、こちらに注意が向いたらチャンス! 以下のポイントを心がけて、対応してみましょう。
・ささやき声で伝える
静かにしてほしい場面では、保護者のかたも小さな声で話します。どのくらいの声にしてほしいのかがわかるように、お手本になってあげましょう。「静かにして」という言葉をささやき声にするだけで、今までと反応が変わることもあります。
・わかりやすい例えを使う
「静かにする」という言葉がピンとこない子どももいます。そんな時は、子どもがわかる伝え方に変えてみましょう。たとえば、「アリさんの声でしゃべろう」という感じです。てんとう虫さんやダンゴムシさんでもOK。小さくて鳴かない生き物の中から、子どもがイメージしやすいものを選んでみてください。
これは、普段から使っておくと効果的。遊びや生活の中で「アリさんの声ってどのくらい?」「ゾウさんは?」など、小さな声と大きな声を使い分けられるようにしておきましょう。そうすると、いざという時にもすんなり伝わります。
・興味をひく演出をする
「お口にチャック」という言葉は、保護者のかたも聞いたことがあるでしょう。こういった演出も効果的です。ただ言うだけでなく、手振りを加えてみると◎。「お口にチャック」なら、本当にチャックをするように演出してみましょう。
また、「お口がくっつく魔法をかけます」といった演出もOK。静かにしていることを楽しめるような工夫をしてあげると、ストレスなく過ごすことができるでしょう。終わった後には、口を開く演出をするのを忘れずに。