Airbnbの悲痛。「差別禁止ポリシー」に同意しないユーザー140万人(ギズモード・ジャパン)

【リンク先抜粋】
差別をなくすことの難しさ。 Airbnbが、すべてのユーザーを平等に扱うため「差別禁止ポリシー」をサービス規約に取り入れたのは4年前のこと。以来、このポリシーを拒否しサービスを利用しないという選択をしたユーザーの数が140万人にもなることが明らかになりました。 2016年、「Airbnbコミュニティの契約事項」の一部としてできた差別禁止ポリシー。アカウントを新設する場合、既存アカウントを引き続き利用する場合ともに同意が必要です。その内容はいたってシンプル。以下、Airbnbからの引用です。 私は、相手の人種、宗教、国籍、民族、障がい、性別、性別認識、性的指向または年齢に関わりなく、Airbnbコミュニティのすべての人々に敬意を払い、予断や偏見をもたず、接することに同意します。 無差別ポリシーはここに詳しく書かれていますが、つまり自分の物件を予約してくれたユーザーに対して、上記(人種や宗教など)が理由で予約を拒否したり、扱いを変えたり、それらに関連するコメントをポストしたり、また必要な移動マシン(例えば車椅子)やサービスアニマルを拒否したらダメですということ。 運営側がいくらポリシーに盛り込んだところで、悲しいかな実際に物件を管理する人から不当な扱いを受けたという声は絶えません。黒人ユーザーが予約を拒否されたという問題は数えきれないほどあり、ハッシュタグ「#AirbnbWhileBlack」で体験談がシェアされ、実際に裁判沙汰になっているケースもあります。アジア人ユーザーがトランプ支持のホストに宿泊を拒否された。トランスジェンダーの女性が「気まずい」という理由で宿泊拒否された。フランス人ホストが北アフリカ人ユーザーを拒否した。中国人のホストが堂々とウイグル族・チベット人を拒否。運営の意思に反して、言い出せばキリがないのが現状。 ユーザーからの声が大きくなり公に語られるようになれば、Airbnb運営もいっそう対策を強化せねばなりません。例えば、2018年にはプロフィール写真を非公開設定にしたり(現在は予約完了後にプロフィール写真が公開される仕組み)、人権団体と連携しポリシーアップデートのためのリサーチを行ったり、ヘイト団体の集会へ参加が目的で宿泊予約をしたと思われる人をBANしたりなど、地道ながらも対応を重ねています。最近では、トランプ支持集会に参加予定の極

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(2020/11/22)