アプリ「一人用クトゥルフ神話TRPG」が“SAN値回復するタイプの狂気” 「名状し難い顔(=いらすとや)」「ダイス判定で転売ヤーが爆死」(ねとらぼ)
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クトゥルフ神話をベースにした世界観の「クトゥルフと夢の階段TRPG(DreamStairs)」が、Twitterで「めちゃくちゃ面白いんだけど随所で腹立つ」として話題です。開発したのは「群馬ファンタジーTRPG」と同じRandomWalker。
【ゲーム画面】爆発する転売ヤー
「クトゥルフと夢の階段TRPG」は、悪夢のような混沌とした世界で、ひたすら「階段」を下りることで深淵へと向かっていくアドベンチャーゲームです。異形の者が登場するダークファンタジーを踏襲した世界観ではありますが、「転売ヤー」や「いらすとや」らしき者たちが登場するほか、テキストメッセージのテンションが突然ぶちアゲになるなど、混沌の度合いがえらいことになっています。来るーーッ!
ゲームは、至ってシンプルです。プレイヤーは、階段を下りる→そのフロアで戦闘またはイベントが起きる→また階段を下りる、という流れを繰り返します。
それじゃ飽きるだろうと思いきや、各フロアで起きる戦闘やイベントは基本的にランダム。「不思議のダンジョン」のようなローグライクを一部踏襲したシステム(ローグライト)で、ゲームオーバーになると最初からやり直しになりますが、毎回、異なる攻略方法が求められるため、新鮮さが損なわれることはありません。
戦闘はカードバトル形式です。デッキを組むタイプのソーシャルゲームを遊んだことがあれば、直感的に操作できるでしょう。ゲームに詳しい方なら「Slay the Spire」ライクといった方が分かりやすいかもしれません。
HPがなくなるとゲームオーバー。正気度を示すおなじみSAN値がなくなっても、実質的にゲームオーバーとなります。しかし、そのたびにステータスを強化できるほか、リスタート直後に前回まで使用していたカードを1枚、思い出す(持ち越す)ことができます。
こうしたシステムもさることながら、このゲームが人々を魅了して止まないのは、その世界観によるところが大きいようです。
えたいの知れない生き物が跋扈(ばっこ)し、剣や魔法で怪物と戦う世界は、クトゥルフ神話+中世ファンタジーの融合といった趣。ただ、よく見ると背景が新宿の飲み屋街のようになっていたり、前述のように転売ヤーやいらすとや的キャラクターが登場したりと、なかなかにカオスです。「随所で腹が立つ」(だけど、やめられない