宇宙ステーション「きぼう」のアバター、虎ノ門ヒルズから遠隔操作 ANAとJAXAが体験会(Aviation Wire)

【リンク先抜粋】
 ANAホールディングス(ANAHD、9202)と傘下のavatarin(アバターイン)は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に設置した小型の専用アバター(分身)ロボット「space avatar」を世界で初めて一般の人が街中から操作する技術を開発した。都内の虎ノ門ヒルズでは、操作を体験できるイベント「AVATAR X space avatar 宇宙を身近に感じよう」が11月21日から22日まで開かれている。  今回avatarinが開発した技術は、虎ノ門ヒルズのようにJAXA(宇宙航空研究開発機構)の認定施設ではない地上の一般施設からISS内のpace avatarへコマンドを送り、動かすもの。space avatarが映し出した映像を地上で受信し、ISS内の機器を一般の人が一般施設から遠隔操作できる。この技術により、専門的な訓練を受けていない人が、擬似的に宇宙を体験できる。  きぼうに設置されたspace avatarは、JAXAのきぼう有償利用制度を利用。宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機に搭載され、今年5月にきぼうへ到着した。今回のイベントでは、一般の人がspace avatarをリアルタイムで遠隔操作し、きぼうの船内から宇宙や地球を眺めることができる。  20日の報道公開日には、きぼうで活動している野口聡一宇宙飛行士が参加。きぼう内に設置した工具「ボールピンハンマー」と「ヴァイスグリップ」を、虎ノ門会場からspace avatarを操作して探す「Hiding Tool Simulation」と、野口さんが動作で指示を出す「アクションサイン」を虎ノ門の会場で判別し、ISSと地上とのコミュニケーションを実証しする「Action Signジェスチャー」の2つの実証が行われた。アクションサインは、手を上げる動作で「写真撮影」、人さし指を立てた手を体の前で地面に水平にまわすと「監視」と定義されていた。  space avatarは、虎ノ門会場でavatarinの社員がホイール状のコントローラーを使って操作ししていた。  avatarinは、これまでに病院や水族館などでアバターの活用を実証してきた。宇宙でのアバター活用が始まったことで、同社の深堀昂CEO(最高経営責任者)は、「今後は船外や月面を含め、入院しているお子さんも体験できる

続きはこちら

(2020/11/22)