豊島将之竜王が宿敵・永瀬拓矢王座を語る「ハードワークをしないと…」(スポーツ報知)

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 第41回将棋日本シリーズJTプロ公式戦の決勝戦・豊島将之竜王(30)=叡王=対永瀬拓矢王座(28)戦が22日、東京都渋谷区のスタジオ「シャトーアメーバ」で行われ、先手の豊島竜王が135手で勝ち、4年ぶり2度目の優勝を果たした。  今期の叡王戦7番勝負で2持将棋、1千日手を含む「9番勝負」の死闘(豊島叡王が4勝3敗2持将棋で奪取)を演じた両者。通算の対戦成績は7勝7敗と拮抗し、今月30日にも王将戦挑戦者決定プレーオフでも渡辺明王将(36)=名人、棋王=への挑戦権を懸けて激突する。  「負けない将棋」と語られるように、永瀬は最後まで絶対に諦めないタフネスで知られる。努力を信条とするストイシズムから「軍曹」の異名もある。  幼少期から天才と評され、AI研究を礎とする学究肌の豊島とはやや異なるキャラクターとして認識されているが、今後も同世代として同時代で覇権を争う宿敵になることは間違いない。  優勝後の会見で、豊島は永瀬について「対局する度、非常に勉強になりますし、やはり毎回、将棋を長い時間やらないといけないなと思います」と述べながら「永瀬さんは安定して勝たれている。棋力が右肩上がりに伸びている方なので、自分がうまく成長していけたらこれからも戦っていけるとは思いますが、自分が出来るかどうか。永瀬さんと指すと、普段の勉強から時間を掛けてトレーニング、ハードワークをしていかないといけないなと思います」と存在としての大きさを語っていた。

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(2020/11/22)