なぜ売れるトラックボール──モバイル需要で売上倍増(BCN)

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 テレワークが当たり前になると常在戦場、肌身離さずモバイルPCを持ち歩き、いつでどこでも仕事をこなせる、というのが、デキるビジネスマンの必須条件になりつつある。バッテリ駆動のワープロから始まって30有余年。長きにわたってモバイルワークをこなしてきた身として、やっと時代が追いついてきたとほくそ笑みながら、今日はルノアール、明日はコメダと、カフェをわたり歩いてテレワークをこなす今日この頃だ。  PCの使い勝手は、CPUパワーやストレージのスピードといった基本性能だけでなく、ディスプレイやキーボード、ポインティングディバイスの良し悪しも大きく左右する。テレワークで使用するノートPCともなれば、機動力が落ちる外付けデバイスはできるだけ持ち歩きたくない。装備された入出力ディバイスの品質はとても重要だ。現在、2018年の11月に3万円で入手した中華ノートPCをメインマシンとして使っている。キーボードは打ちやすく問題ないが、時にトラックパッドがやや不安定になる。カーソルが飛んでしまうのだ。そこで、外付けのトラックボールを登場させることにした。  自宅やオフィスでは、長年トラックボールを愛用してきた。マウスをトラックボールに持ち替えて20年以上経つ。その間、ずっとロジクールのTM-250という有線トラックボールを使ってきた。壊れるたびに買い替え、都合6台は購入したと思う。親指操作タイプの傑作で、手になじむ形状と赤のボールに黒ドットの毒々しい様相も気に入っている。しかし、現在は販売を終え、現用品としてオフィスで使う1台が残るのみ。いまだに人気があると見えて、米アマゾンに時々登場するデッドストック品にはプレミアム価格が付くほどだ。    生き残っていた自宅用のTM-250が壊れた2014年、後任としてエレコムのM-XT3URを就任させた。手になじむ形状を追求してモックアップを何度も削り直して作った「握りの極み」シリーズのハシリ。シルバーグレーのボールは地味で面白みには欠けるが、こだわりぬいた形状は良く手になじむ。TM-250の後継ぎとして遜色ないフォルムだ。14年当時、特に有線トラックボールは絶滅寸前で製品バリエーションは数えるほどしかなかった。万が一、M-XT3URの販売が終えてもしばらくは耐えられるよう、予備も含め3台まとめて購入し、ストックしておいた。  今回モバイル

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(2020/11/22)