生活困窮者にパンを無償で提供。慕われたミラノの店主、コロナで亡くなる(ハフポスト日本版)

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バスケットの上の看板には、「必要な方はご自由にお持ちください。他の人のことも考えて」などと記されていた。 パンを待つ人たちが気兼ねしないよう、ベルナルディネッロさんは食材を置くと、すぐにその場を離れたという。 同紙の取材に、友人で顧客のアレッサンドラ・デルカさんは「彼は売れ残りを出していると話していたが、私は焼き立てのパンを外に出しているところも見ました」と語っている。 ベルナルディネッロさんはその後、新型コロナウイルスに感染。11月9日、ミラノの病院で亡くなった。76歳だった。 彼は、娘たちが自宅にいるよう求めたにもかかわらず、感染するまで毎日自分の店に通いパンを作り続けたという。 現地メディアによると、ベルナルディネッロさんは1943年12月、ミラノ近郊の町で生まれた。家計を支えるため、12歳で金細工職人の見習いとして働き始めた。模型飛行機メーカー、写真家など職を転々。「人がいつも必要とする商品を売りたい」と思い立ち、老舗パン屋で修行を積んだ後、自身の店を開いた。

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(2020/11/22)