【萬物相】慧敏僧侶(朝鮮日報日本語版)

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 慧敏(ヘ・ミン)僧侶は2012年に『立ち止まれば、見えてくるもの』という本を出し、本格的にデビューした。それ以前、既に「ツイッターをする僧侶」としてよく知られていた有名人だった。同書は300万部以上が売れ、2010年代を通してベストセラーの第1位になった。心の平安や無所有、競争しない生き方についての短い文章が中心で、30代や女性の間で爆発的人気を集めた。その後、慧敏僧侶はテレビのバラエティー番組を縦横無尽に駆け回って芸能人並みの人気を集め、続いて出版した本もベストセラーになった。 ■韓国人58.9%「国家は宗教の自由を制限することができる」  そうしている間に、あれこれと口に上りもした。本の表紙と内部の絵を提供した画家が「私の絵をただで持っていき、最初の約束と違って挿絵に転落させた」と問題にすると、絵を全て差し替えて再出版した。ワーキングマザーに「子どもたちと一緒にいる時間がないのなら早朝6時から45分くらい一緒に遊んであげるべき」と言い「なぜいつも母親ばかり謝らないといけないのか」と反発を買ったこともあった。  最近彼は自宅をテレビに公開し、またも論争に巻き込まれた。ソウル・三清洞にある地上2階の一戸建て住宅を見たネットユーザーらが登記簿謄本を取り寄せてみると、慧敏が2年前にある仏教団体へ売却した建物だった。ところがその仏教団体の代表は慧敏本人だというのだ。彼は昨春も、ビルオーナー論争が起きると「ビルオーナーではなく間借りして住んでいる。賃貸料のせいで心配」と言っていた。米国市民権者の慧敏は曹渓宗で僧籍を得たが、寺院生活はせずソウル市内のオフィスに出勤して瞑想(めいそう)アプリを開発するなど、一般の僧侶とは異なる姿を見せてきた。しかし彼のホームページの略歴には「散チョルの鳳巌寺で修行する僧侶」となっている。散チョルとは、夏安居と冬安居を除外した期間を指す(安居は1カ所に集まって修行すること)。

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(2020/11/22)